金沢・近江町市場の朝。開店直後の7時に行くべき理由
金沢の台所と呼ばれる近江町市場は、観光名所でもある。だが8時を過ぎると人が増え、9時には観光市場になる。7時の近江町市場は、違う顔をしている。
亀田英佑
2026年3月13日
ひとり度
★★★★★
予算
朝食 1,500〜3,000円(市場内の食堂・海鮮丼など)
アクセス
金沢駅から路線バス約10分 / 武蔵ヶ辻バス停すぐ
金沢に来たら近江町市場へ、とガイドブックには書いてある。
それは正しいが、「いつ行くか」についてはあまり書いていない。答えは、開店直後の朝7時だ。
7時の近江町市場
近江町市場の多くの店は7時前後に開く。この時間、客の大半は地元の人だ。料理人、主婦、常連の老人。観光客はまだ少ない。
通路が広く見える。声が聞こえる。「今日のカニはどこから」「昨日の鮪はよかった」。そういう会話が飛び交っている。市場本来の空気がある。
8時を過ぎると
8時を過ぎると、観光客が増える。9時になると通路が混雑する。写真を撮る人、試食をする人、呼び込みに立ち止まる人。市場の機能は残るが、性格が変わる。
どちらが良い悪いではない。ただ、ひとりで来るなら、7時の静かな市場の方が好きだ。
海鮮丼のこと
近江町市場には、海鮮丼を出す食堂が複数ある。観光向けの高額な丼から、地元向けの実質的な丼まで幅がある。
この日入った食堂は、市場の奥の方にある小さな店だった。のどぐろ丼を頼んだ。のどぐろは白身の脂が強い魚で、炙り仕立てにしたものが丼の上に乗っている。ご飯の量が多かった。
2,400円。観光地価格だが、のどぐろの質を考えると適切だと思った。
ひとりに向いている理由
市場でのひとり旅は、自由度が高い。気になった店に入る、試食を断る、途中で引き返す。すべて自分のペースでできる。
また、小さな食堂のカウンターは、ひとりが埋める形になっている。ひとり客を受け入れることが前提の設計だ。
アクセスと開店時間
近江町市場は屋根のある建物の中にある。雨でも歩ける。
早朝に行くなら、前泊が必要だ。金沢駅周辺に宿を取り、朝6時45分頃に出発すると7時に着く。
近江町市場
- 住所:〒920-0905 石川県金沢市上近江町50
- アクセス:金沢駅東口バスターミナルから路線バス「武蔵ヶ辻・近江町市場」下車すぐ
- 開場時間:店舗により異なる(7:00〜17:00が多い)
- 定休日:水曜日(一部の店舗)
- 公式サイト:https://ohmicho-ichiba.com